BYE BYE Plastic!プロジェクトは社会福祉法人悠久会とNPO法人蒼ノ扉の協働事業です。
ゴミを減らす。使い捨てをやめる。
世界規模で起こっているゴミ問題への取り組み。
私たち一人一人の行動が未来の環境を守ります。
ウミガメの鼻に刺さったストローや、クジラのお腹から出てくるレジ袋といったショッキングな映像によって地球規模の海洋ゴミ問題が伝えられています。
このままでは近い将来、同じ光景が目の前の海で起こるかもしれない。そう誰もが危機感を持ち「使い捨てのプラスチックをやめよう」「ゴミを出さない生活に戻ろう」という脱プラスチックの動きが世界中で加速しています。
ゴミ自体を削減しよう
使い捨てされたプラスチックやレジ袋、ペットボトルたち。これらは世界で約21億2千万トンのゴミとなり地球規模で環境を汚染しつづけています。
出してしまったゴミはすべてリサイクルすればいい。そう思っていませんか?
たしかにリサイクルするアクションはとても重要で必要です。でも、すべてのゴミが再び同じ素材として扱えるわけではないことを理解しておく必要があります。限りある大切な資源を未来に残すためには、いまの使い捨ての文化を見直す必要があると私たちは考えます。
エコバックを製作
この流れに合わせ、私たちは使い捨てによるゴミ問題解決への取り組みとしてオリジナルデザインの買い物バック製作を始めました。
私たちがプロジェクトを始めた当時、エコバックは世の中に沢山あるけれど、使っている人はまだまだ多くはありませんでした。
家には使わないエコバックが転がってる…。なんて話しもよくあること。
海外ではエコバックもブランド化されていて、オリジナルデザインのバックをかっこよく持ち歩く人も増えていて皆楽しんで使っているようです。日本でも同じように人それぞれがお気に入りのエコバックを持ち歩く日がくればいいなと考えました。
一つ一つ手作りされた愛着のわくお気に入りのバックなら皆喜んで使ってくれるはず!そんな思いで製作を開始。
障害者の方達と共に
障害者の皆さんとワークショップ開催を通してオリジナルデザインのエコバック作成。
ロゴマークを描こう
クレヨンや墨などの使用する道具の説明を聞きながら皆興味深々。描き始めると、皆迷いなくスラスラと筆を走らせ楽しみながら表現されていて、ダイナミックな色使いやその集中力にスタッフ一同驚き関心したのを思い出します。
作品を原案にロゴが完成
布にプリント
シルクスクリーンで布にデザインをプリントを行いました。全て手作業で行っているので一つひとつが手作りなのでインクの状態によって全く異なる仕上がりに。
一つひとつがオリジナル作品です。
BYE BYE Plastic!
わたしたちの活動
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エコバック販売スタート
一つひとつが手作りのオリジナルエコバック。
環境に配慮した素材で地球にもやさしい。
たっぷり入る大きいサイズ。
昔から日本の伝統的な袋。あずま袋(吾妻袋)のエコバックです。
しっかりとした布だから重たい荷物を入れても大丈夫。買い物でついつい買いすぎてしまっても安心です。
シンプルな作りだから取っ手の結ぶ位置にを変えることで、手さげにも肩掛けにもできますよ。
クルクルと巻いてリボンでとめることができるから持ち運ぶときにも邪魔になりません。
サイズアウトした子ども服を再利用
サイズアウトし着れなくなった子供服を長崎県島原市内の保育園で募集したところ沢山の古着が集まりました。
生地をカットした後に三つ編みにしてリボンに。それぞれ違う古着のカラーが合わさってカラフルながら素朴さも感じられるおしゃれなリボンを採用しました。
リサイクル素材生地使用
ペットボトル再生素材の生地を使用しています。※リサイクルポリ48%使用。
プラ不使用のボタン素材
陶器、木製、シェルボタンを使用。
可愛らしく暖かみのあるボタンです。
ボタンもリボンもバック一つひとつ異なっていますので、あなただけのお気に入りを見つけてください。
上記の取り組みはサステナブルファッションの活動にも通じるものです。サステナブルファッションについてはこちらの記事よりご覧ください。
悠久会は、持続可能な開発目標「SDGs」を推進しています。
SDGs
目標8 働きがいも経済成長も
目標12 つくる責任 つかう責任
目標13 気候変動に具体的な対策を
目標14 海の豊かさを守ろう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう