若菜寮 地震想定避難訓練

最大震度7の大型地震が発生した熊本地震は未だ記憶に新しく、災害は突然やってきます。

社会福祉法人 悠久会 障害者支援施設 若菜寮では、こうした地震災害に備え、9月16日 令和3年度 地震想定避難訓練を実施いたしました。

地震想定避難訓練について説明する職員

まず初めに、訓練について利用者の皆さんへ主任より説明が行われ、皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

訓練では、地震発生のアナウンスが流れ、テーブルの下にもぐる等の安全対策を行った後に避難通路の安全確認から避難誘導までの流れを訓練しました。

食堂にて地震発生

アナウンス「地震が発生しました。テーブルの下にもぐるか廊下に出て地震がおさまるまで待機してください。」

待機支援指示

避難通路安全確認

避難経路の安全確認を行った後に、館内放送で避難指示。

避難誘導支援

歩行が可能な利用者と、車椅子の利用は避難経路を分けて避難。

避難場所見守り

避難場所の様子
若菜寮 馬場施設長 講評等の様子

訓練を終えて

訓練では、避難指示を行う職員が事前に決められていましたが、実際に地震が発生した際には、その場に役職者がいないケースも考えられます。
そういった場合にも、スムーズに指示・連絡・安全確認が行えるよう備えておく必要があると思います。

事前に取り決めをしていても、見守りの人員配置に不十分なところが見られるなど今後の課題がみられ、突発的に起こる災害に備えることの難しさを強く感じました。

今回は、食堂に利用者の方々が集まっている場合を想定しましたが、次回は館内の居室からの避難を想定しての実施を考えております。
2Fからエレベーターを使わずにスムーズに非難するにはどうすればよいか?など、職員一丸となって一つひとつ課題を解決しながら、安全に非難が行えるように備えてまいります。

Sustainable Development Goals

悠久会は、持続可能な開発目標(SDGs)を推進しています。

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この記事を書いた人

悠久会 広報の人

長崎県の島原半島で福祉事業を展開している社会福祉法人です。SDGsの推進及び「福祉×まちづくり」をビジョンに掲げ、福祉課題と社会課題の同時解決を目指しています。
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「全ての人々の心通いあう社会の実現」「ウェルビーイングの向上」を目指します。