長崎県立口加高等学校の生徒の皆さんが、悠久会へ施設見学に訪れてくれました。
学生の皆さんが訪れてくれたのは、障がい者の方々が働く訓練を行う就労継続支援事業所 A型「おむすびカフェ 島原むすびす」と、障がいを持っている18歳未満の年齢の方が通う放課後等デイサービス「スマイル」の2つの事業所。
放課後等デイサービス スマイル
スマイルは、障がいをお持ちの18歳未満の幅広い年齢層の方が利用する福祉施設です。
ご家庭や学校などと連携し、発達が気になるお子様のそれぞれの特性を大切にしながら、身辺自立や社会的自立に向けた支援を行っています。
スマイルでの活動を通じて子ども達の間で豊かな交流が生まれ、仲間作りの場となることができるよう努めています。
施設内を案内してもらいながらスマイルの活動について説明を聞き、時に質問を投げかける様子もみられました。世代の近い利用者さんが通う施設ということもあって関心をもって貰えたのではないでしょうか。
おむすびカフェ 島原むすびす
島原むすびすは、障がい者の方が支援を受けながら働いているカフェになります。
島原むすびすの利用者の方は、お仕事として調理、商品の陳列といった作業を行ってます。
島原むすびすでは、障がい者雇用の活動だけでなく食べ物を通して地域の魅力を発信するアンテナショップとして島原半島で生産された食材にこだわったメニューを提供しています。
「地域と地域、福祉と地域をむすぶ、人と人をむすぶ」ことをテーマとしたおむすびの専門店として人口減少社会、地方創生が叫ばれる今、社会福祉法人として地域活性化の後押しができればとの思いから始めたお店です。
SDGsにも力を入れており、環境保全活動、フードロスへの取り組みについても紹介させていただきました。
口加高校の生徒の皆さんは、お店で働く障がい者の方々を支援している職員の説明を熱心に聞きながら、福祉への理解を深めているようでした。
最後に、今回の体験ツアーを通して「福祉へのイメージが良い意味で変りました。」と話してくださいました。
今回、体験ツアーに参加してくれた学生の皆さんの中から将来、一人でも多く福祉の仕事に興味を持ってチャレンジしてくれると嬉しいです。