島原の街中で福祉サービスを展開
地域密着 ~島原の「ひらかれた福祉」~
悠久会では、「あらゆる立場の全ての人々の心が通い合う社会」をビジョンに、共生社会の実現を目指して地域との交流・連携を積極的に行っております。
日本の福祉制度は充実しつつありますが、地域を取り巻く環境として、人口減少及び高齢化等のため地域のつながりも弱まり、社会的孤立に陥る人たちも増えつつあります。
地方の持続可能性についても危機感を持たねばなりません。その解決のためのアプローチとして、悠久会では持続可能な社会の実現を目指すSDGsの推進に取り組んでいます。その理念には誰一人取り残さない社会の実現を目指すことも掲げられており、共生社会の目指すものと親和性が高いと言えるでしょう。
福祉分野のみに目を向けるのではなく、広くまちづくりのあらゆる分野の人達と協働していくことが重要です。人と人、心と心が通じ合う。世代と分野を超えてつながる。地域のつながりを再構築する。そのような社会の実現に向けて悠久会は取り組んでまいります。
まちなか福祉のよいところ
悠久会 銀の星学園が知的障がい児入所施設として開所した昭和41年当時の入所施設は人里離れた場所に建設されることが多い時代の中、銀の星学園は島原駅より徒歩5分圏内の島原市内の街中に建てられました。創設当初より地域に根差した福祉を目指すという精神は今、現在も受け継がれています。
施設の外へ一歩踏み出すとそこには地域住民の方々暮らす社会が直ぐ近くに広がっており、自分が「地域の中で生活している」ことを実感しやすい環境です。地域社会との距離感がとても近いことが特徴であり、その利点を活かして様々な取り組みを行っています。
施設の一部を地域住民に開放して行われる「悠久会祭り」では、出店や出し物、演出を職員と利用者が一体となって行い、地域住民の方々に楽しんでいただいております。その他、事業所の近隣の地区や猛島海岸の清掃活動を通して、障がい者の方々と地域住民の交流に繋がる取り組みを行っております。
街中にある福祉施設ならではの様々な取り組みを通して地域との交流が生まれ、障がい福祉への理解が広がることで、障がい者をもっていても地域で充実した生活が送れる「共生社会」へ近づくことができると信じています。
島原のいいところ
古くから水の都とも呼ばれ、街中に豊富に湧き出る湧水群。
肥沃な大地と有明海の自然の恵みに感謝。
自然豊かな環境に恵まれ、大地にろ過された水は良質な湧水として街中に湧き出ています。
豊かな自然あふれる島原半島。都会とは違ったゆったりとした時間が流れます。
風情ある城下町
長崎県内でも屈指の高い石垣に建てられた島原城。堀にかこまれ、武家屋敷など風情のある街並みや、桜や菖蒲が咲き季節ごとに違った風景が楽しめます。
古い建物を改築したカフェもあり、街の散策を楽しめます。
美味しい食べ物
写真の品は、島原で豊富に湧き出る良質な湧水でつくられた甘味「かんざらし」。
肥沃な大地と豊かな有明海に恵まれ、農業と漁業を産業の基盤を支えています。地域で生産された素材は素晴らしいものが多いのが特徴です。
悠久会では食を通して地域の魅力を再発見してほしいと願い、素材の味だけでなく生産者の想いも伝えるアンテナショップとして「島原むすびす」を運営しています。
島原半島の豊かな自然
雲仙普賢岳の噴火活動により生まれた平成新山をはじめ豊かな自然景観も魅力の一つです。
季節によりその表情を変え、春夏秋冬それぞれに景色を楽しむことができます。
雲仙火山がもたらしてくれる「温泉」も島原半島の魅力のひとつ。火山のマグマだまりにより様々な成分を含んだ温泉が湧き出ており、多様な泉質を楽しめます。
海では野生のイルカがたわむれる様子を直ぐそばで見ることができ、可愛らしい姿を楽しむことができます。